楽天モバイルのSIMカードをホームルーターで利用すれば、手軽に自宅のWi-Fi環境を構築できます。端末選びや設定をしっかり行い、快適なインターネットライフを楽しんでください。
端末やファームウェアのバージョンによっては、正常に通信できない場合もあります。
5G通信を重視する場合は「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」や「TP-Link Deco X50-5G」などの5G対応モデルが適しています。コスト重視なら中古市場で「ドコモ home 5G HR01」などを選ぶのも良いでしょう。
ここでは、楽天モバイルのSIMカードをホームルーターに挿入して利用する方法について対応機種、使い方、初期設定、注意点を項目ごとに詳しく解説します。
楽天モバイルSIMカードをホームルーターで利用する方法
楽天モバイルのSIMカードは、市販のSIMフリー対応ホームルーターに挿入することで、自宅のインターネット回線として利用できます。ホームルーターを使えば、工事不要でWi-Fi環境を構築できるため、引っ越しや一人暮らし、サブ回線としても人気です。
楽天モバイルで使えるホームルーター対応機種一覧
楽天モバイルのSIMカードが利用できる主なホームルーターには、以下のような機種があります。
楽天モバイルのバンド(4G:B3、5G:n77)に対応している機種を選ぶことがポイントです。
機種名 | メーカー | 4G/5G対応 | 楽天バンド対応 |
---|---|---|---|
Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | ZTE | 4G/5G | 対応 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | NEC | 4G/5G | 対応 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | ZTE | 4G/5G | 対応 |
ドコモ home 5G HR01 | シャープ | 4G | 対応 |
ドコモ home 5G HR02 | シャープ | 4G | 対応 |
TP-Link Deco X50-5G | TP-Link | 4G/5G | 対応 |
ピクセラ PIX-RT100 | ピクセラ | 4G | 対応 |
IO-Data WN-CS300FR | IOデータ | 4G | 対応 |
TP-Link MR600 | TP-Link | 4G | 対応 |
使い方・初期設定
まず、SIMフリーで楽天バンドに対応したホームルーターを用意します。
楽天モバイルのSIMカードを端末に挿入し、電源を入れます。必要に応じてAPN設定を行います。
APN情報は「rakuten.jp」と入力し、ユーザー名やパスワードは空欄のままで設定します。Wi-FiのSSIDとパスワードを確認し、スマートフォンやパソコンから接続すればインターネットが利用できます。
- 対応するSIMフリーホームルーターを用意します。楽天モバイルの周波数帯(特に4GのB3、5Gのn77)に対応しているか確認してください
- 楽天モバイルのSIMカードを挿入します。SIMカードはマルチSIMなので、端末に合わせてサイズを調整できます
- APN設定を行います。多くの端末では自動認識されますが、必要な場合は下記のAPN情報を手動で入力します
ルーターの電源を入れて起動し、Wi-Fi設定を行えば、すぐにインターネットが利用できます
楽天モバイルのAPN設定内容
楽天モバイルのAPN設定情報は以下の通りです。
こちらをホームルーターに設定します。
設定項目 | 入力内容 | 備考 |
---|---|---|
名前 | 任意(例:rakuten) | 任意で入力 |
APN | rakuten.jp | 必須 |
ユーザー名 | 未入力 | 空欄でOK |
パスワード | 未入力 | 空欄でOK |
認証タイプ | PAPまたはCHAP | どちらかを選択 |
MCC | 440 | 自動入力の場合あり |
MNC | 11 | 自動入力の場合あり |
APNタイプ | default,supl | カンマ区切り |
APNプロトコル | IPv4/IPv6 | 端末により選択 |
APNローミングプロトコル | IPv4/IPv6 | 端末により選択 |
PDPタイプ | IPv4/IPv6 | 端末により選択 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L13を楽天モバイル最強プランのルーターとして使う場合の初期設定方法
Speed Wi-Fi HOME 5G L13を楽天モバイル最強プランのホームルーターとして使う場合の初期設定方法を、APN設定も含めてわかりやすく説明します。
事前準備
楽天モバイルのSIMカードを契約し、開通手続きを済ませておきます。もしルーターを中古で購入した場合は、底面の「RESET」ボタンを3秒以上押して初期化しておくと安心です。
初期設定の手順
-
SIMカードの挿入
ルーター底面のカバーを開け、SIMスロットに楽天モバイルのSIMカードを挿入します。楽天のロゴがQRコード側を向くように、カチッと音がするまでしっかり差し込みます。 -
電源を入れる
ルーターをコンセントに接続し、電源を入れます。 -
Wi-Fi接続
スマートフォンやパソコンで、ルーターが発信している「SP」から始まるWi-Fi(SSID)を選択します。Wi-Fiパスワードはルーター本体底面に記載されている暗号化キーを入力します。 -
設定ツールへアクセス
スマートフォンやパソコンのブラウザを開き、アドレスバーに「192.168.0.1」と入力して設定画面にアクセスします。ログインパスワードはルーター底面に記載されています。
APN設定
設定画面にログインしたら、メニューから「設定」→「プロファイル設定」へ進みます。新規プロファイルを作成し、以下の内容を入力します。
項目 | 設定内容 |
---|---|
プロファイル名 | 任意(例:Rakuten) |
APN | rakuten.jp |
ユーザー名 | 空欄 |
パスワード | 空欄 |
認証方式 | CHAPまたはPAP |
IPタイプ | IPv4&IPv6 |
作成したプロファイルを選択し、保存・適用します。
利用開始
設定が完了したら、インターネット接続ができるか確認します。もし通信できない場合は、APN設定やSIMカードの挿入状態を再度確認してください。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13は楽天モバイルの5Gエリアでも利用でき、Wi-Fi 6対応で複数台同時接続も快適です。固定回線の代替としても十分な性能を発揮します。
注意点
ホームルーターで楽天モバイルSIMを利用する場合、公式の動作保証対象外となるため、すべて自己責任での利用となります。
端末やファームウェアのバージョンによっては、正常に通信できない場合もあります。
通信速度や安定性は設置場所や端末性能に左右されるため、最適な設置場所を選ぶことが大切です。また、ホームルーター本体は楽天モバイルからは販売されていないため、家電量販店やネット通販などで購入する必要があります。
おすすめのルーター機種の選び方
5G通信を重視する場合は「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」や「TP-Link Deco X50-5G」などの5G対応モデルが適しています。コスト重視なら中古市場で「ドコモ home 5G HR01」などを選ぶのも良いでしょう。
楽天モバイルのSIMカードをホームルーターで利用すれば、手軽に自宅のWi-Fi環境を構築できます。端末選びや設定をしっかり行い、快適なインターネットライフを楽しんでください。
楽天モバイルのSIMカードをホームルーターに挿入して利用する方法について、対応機種、使い方、初期設定、注意点を項目ごとに詳しく解説します。
利用方法と利用条件
楽天モバイルのSIMカードは、SIMフリーのホームルーターに挿入することで、固定回線のように自宅でインターネットを利用できます。
楽天モバイル公式のホームルーター端末は販売されていませんが、市販のSIMフリーホームルーターが対応しています。
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